気持ちいい音楽のある暮らし =最近お気に入りの音楽のご紹介です=

  ● BOSSANOVA
ボサノヴァは1950年代後半にブラジルのでリオの海辺で生まれました。
ボサは「傾向」「潮流」、ノヴァは「新しい」という意味。今でこそ、「大人の音楽」とか「オシャレな音楽」というイメージが強いのですが、当時のリオの若者たちにとっては、新しいものとして魅力的だったようです。
その後、ボサノヴァのブラジルでの人気は、'60年代を全盛に衰退してゆきましたが...
ここ数年、日本でもクラブミュージックとして取り上げられ、人気は高まる一方。40年も前に生まれたボサノヴァが、21世紀を迎える今、地球の裏側日本でブームになろうとは!

さて、むずかしいことは抜きにして...心地良いギターと、ささやくような声、ポルトガル語の響きにのんびりと包まれてみませんか?


     ●当人もさほど詳しくないので、個人的な好みと
      ほんのちょっとの知識でのご紹介である点は、お許し下さいませ



    





   
 「WAVE」 Antonio Carlos Jobim
  「波」 アントニオ・カルロス・ジョビン

「イパネマの娘」、「おいしい水」、「ワン・ノート・サンバ」など、代表的なボサノヴァ曲を作曲したのがA・C・ジョビン。ボサノヴァを創った一人であり、偉大なる作曲家です。Tom Jobimと呼ばれることもあります。
このアルバムにはヴォーカル曲は、1曲のみ。
なんとなく耳触りの良い曲たち、という印象が強いかもしれませんが、1967年にレコーディングされたとは思えない新しさと心地良さを感じます。


    








 

 「GETZ/GILBERTO」 Stan Getz.Joao Gilberto
  「ゲッツ/ジルベルト」 スタン・ゲッツ、ジョアン・ジルベルト

ジョアン・ジルベルトもボサノヴァ創始者の一人、つぶやくようなその声と爪弾くギターの心地良さ。

そのジョアンがクール・ジャズのサックス奏者、スタン・ゲッツと共演・競作したのがこのアルバム、A・C・ジョビンも参加しています。
ボサノヴァとジャズの融合、Cool! ボサノヴァが世界に広がるきっかけの一枚。この中で、当時ジョアンと結婚していたアストラッド・ジルベルトが「イパネマの娘」を歌っています。
ジョアンとアストラッドの声の絡み合いも心地良い...


   






   
 「ASTRUD GILBERTO Best Hits」 Astrud Gilberto
  「アストラッド・ジルベルト ベスト・ヒッツ」

アストラッド・ジルベルトの歌声は、可憐で曖昧な感じと内向的な感覚があり、それがボサノヴァのリズム、メロディにのっかるとたまらない心地良さとなるような気がします。
「ゲッツ・ジルベルト」の後、ソロでも活動を続けていました。

彼女はたくさんのアルバムを出していますが、このアルバムではボサの名曲はもちろん、「フライ・ミー・トゥー・ザ・ムーン」などスタンダードナンバーも聞くことができます。


   




    
 「Joao voz e violao」 Joao Gilberto
  「ジョアン 声とギター」 ジョアン・ジルベルト


前出、ジョアン・ジルベルトの最新作。タイトル通り、ジョアンの声とギターだけで録音されています。
ボサノヴァの創生から40年、当時の若者も60歳代後半を向かえているが、つぶやくように淡々と歌う彼の声にはたまらない魅力が感じられます。彼の声ほどBOSSAに合う声は無いのでは?と思えてきます。


    






   

 「BRAZILIANA」 Louiz Bonfa & Maria Toledo
  「ブラジリアーナ」 ルイス・ボンファ&マリア・トレード

ボサノヴァを代表するギタリストで、映画「黒いオルフェ」の挿入歌の作曲家でもあるルイス・ボンファのアルバム。’65年発表作がようやく今年CD化されました。
妻のマリア・トレードのヴォーカルはやさしく甘いムード、口笛とギターの音は涼しげに...
CDジャケットの説明には「そのすべてに静謐な美しさを湛えた、優雅な作品」とありますが、判りやすく言うと、たまらない気持ちよさです。


   







   
 「THE VERY BEST」 SERGIO MENDES & BRAZIL '66
  「ヴェリー・ベスト・オブ・セルジオ・メンデスとブラジル'66」

セルジオ・メンデスとボサノヴァを結びつけることができたのは、’98年のフランスワールドカップ時の「ナイキ」のテレビCMから。ブラジルのサッカー選手が飛行場でボールを蹴り駆け抜ける...というもの、憶えてみえませんか? 聴いたことはあるし、好きなんだけど...って曲が、「マシュケナダ」だとやっと知ることができました。(実際CMで使われていたものは「タンバ・トリオ」の演奏だったのですが)

ボサノヴァのPOPな方向への展開?しかし、心地よさは変わらず。
のんびり、でも活動的にもなれるかな。


   






   
 「Café Après-midi」 Various Artists
 la musique brésilienne que Clémentine aime
  「カフェ・アプレミディ」 クレモンティーヌが選ぶボサノヴァ


おなじみのフレンチPOPシンガー「クレモンティーヌ」が選んだ、
「ココロはブラジル」な曲の数々。
「太陽の降り注ぐ国に旅立つ時に持って行きたい曲」をテーマに、いろいろなアーティスト、時代の曲の中から彼女のお気に入り(かな?)のボサノヴァがセレクトされています。
同時に彼女がボサノヴァ曲を歌ったアルバム「COULEUR CAFE
」も発売されています。興味のある方は、どうぞ。


    





 
 「COOL BOSSA」 V.A.
 「クール・ボッサ」

アーティストの有名・無名を問わず、「とにかく実際に聴いて気持ちの良い曲」をコンセプトに選曲されたコンピレーション。
気持が良ければ誰の曲でも、いつの曲でも構わない、ある意味で、とてもBOSSAらしいかもしれません。
自分の好きなタイプのBOSSAを見つけるのにも、良いでしょう。ちなみに第3集まで出ていると思います。


   



 
 「A Tribute To Antonio Carlos JOBIM」 V.A.
  「想いあふれて〜トリビュート・トゥ・アントニオ・カルロス・ジョビン」


A・C・ジョビンの曲を、世界中のアーティストがカバーして作ったアルバムです。
日本からはPIZZICATO FIVE、フランスのLILICUB、YACHINE、スウェーデンのCLOUDBERRY JAMなどなど...が参加しています。
おしゃれでPOPなBOSSAを楽しむのも、またよろしいかも。


   



 
 「soirée cocktail」 V.A.
  
「ソワレ・カクテル」

現在活躍中のワールドワイドなギターポップアーティストたちによる現代のオリジナルBOSSA。
古典的なBOSSAへのアプローチではありませんが、新たな心地良さが発見できる一枚です。


   





   
 「pretty world」 小野 リサ
  
「プリティ・ワールド」


日本を代表するボサノヴァシンガー、小野リサの最新アルバム。様々なポピュラーソングをBOSSAで歌っています。

彼女の声も、気だるさと憂いに充ちた素晴らしい「ボサノヴァ声」。
ボサノヴァのスタンダードな曲を中心に歌った 「BOSSA CARIOCA」(
'98年)、アメリカン・ジャズ・スタンダードを歌った 「DREAM」('99年)などもとても和めます。


       



暑い夏の日差しのもとはもちろん、うららかな春に、涼やかな秋の夜長に。
どんな時にも、くつろいだ気分で心地良くなれる音楽...
BOSSANOVAは、お気楽に!

    



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