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ひょんなことから都電に乗ろうということになりまして...
都電の正式名称は「東京都電車」。現在残っているのは、荒川区の三ノ輪橋から王子を経て、早稲田までの「荒川線」だけなのだそうです。
やってきました三ノ輪橋駅。
東京メトロ日比谷線の三ノ輪駅が最寄の駅(というのも変ですね)、とはいえ距離は少しあります。地下鉄駅を出ると、都電駅への案内があるのかなぁと思っていたのですが、そこには何もなく、少々迷って10分程度かかりました。観光よりも生活の脚なのですね。
なんとものんびりした三ノ輪橋駅のたたずまい。近くの商店街のアーケードにも都電のイラストがありました。5分ほど待つと、電車がやってきました。
 
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都電はワンマン運転なのです。終点に着いた運転士さんは、方向幕がきちんと変わっているかを確かめると、さっきまで車両の後方だったところの運転席に移動です。それが完了すると、いよいよ乗車スタート。前(運転席側)から乗って後ろから降りるスタイル、運賃は一律大人160円(子供80円)でした。
この日の電車は遅れ気味の大混雑。運転士さんは「遅れている電車に無理に乗るとすごい混雑になってさらに遅れてしまいます。」となかなか愛嬌のあるアナウンスで和ませてくれました。一番後ろに陣取って、過ぎ行く景色を眺めていたのですが、次の電車が迫ってきてコワ面白かったです。
路面電車とはいえ、ここはほとんどに専用軌道があって、車と併走する部分はそれほど長くありません。道路と交差する部分には信号機があって、人や車だけでなく、電車もそれに従って停まるのです。王子駅を過ぎて飛鳥山駅の手前、急な勾配を車と併走する様は、これぞ路面電車と感じました。
さて、飛鳥山の駅で降りましょう。
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駅に降りて目の前の小高い丘を見上げると、いっぱいの桜!
飛鳥山公園は、江戸時代から桜の名所として江戸の人々に愛されてきました。八代将軍徳川吉宗が、約280年前に吉宗が享保の改革の一つとして、庶民の行楽のために飛鳥山に桜を植え、お花見の名所にしたそうです。当時、花見の宴ではお酒が禁止されていましたが、ここでは許されていたことも人気を呼んだのとか。
現在の飛鳥山公園は、イベントスペースや地形を生かした見晴台、子供の遊戯施設や都電のある広場、小さな滝やせせらぎなど、ファミリーでのんびり休日を楽しめる公園になっています。敷地内には、「紙の博物館」「渋沢栄一資料館」「北区飛鳥山博物館」などもあり、また違った楽しみ方もできるようです。
--- 紙の博物館、ちょっと見てみたかったかも@紙好き
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この日は、7分咲ほどの桜と好天という絶好のお花見日和、前日までが寒かっただけに春の陽光にも誘われる土曜日、相当の人出でした。地元の人たちの屋台が出ていて、桜の木々の下では今の時代も変わらず宴席多し...なんとも庶民的な雰囲気でした。
見晴台の下では、雅楽の演奏をしている人たちがいました。なにのためかは分かりませんが...花盛りの下、どこからともなく聴こえる笙やしちりきの音は、なんとも風情がありました。
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ちなみに、2004年は4月3日(土)・4日(日)に「さくらSA*KASO祭り」が行われるそうです。コスプレ歌合戦等の催しものが開催されるのだとか。桜、まだ大丈夫なのかなぁ?
しかし、なんちゅうイベントなんだか...
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出店で売っていた「都電蒸しどら」。 なんだかかわいいでしょ? 激甘でしたが桜の下ではそれも良し。このほかに、都電もなかなんかもあるらしいです。
そろそろ飛鳥山から出発しましょう。
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飛鳥山から本郷通りを駒込方向に15分ほど歩くと、旧古河庭園があります。ジョサイア・コンドル設計の美しい洋館と、英国式庭園、さらには日本庭園が広がっています。
現在、東京と庭園協会の管理にあり、庭園部は一般にも公開されています。洋館・茶室は大田に美術館の管理となっていて、あらかじめ往復はがきでの予約がないと見学できません。今回は準備もなく訪れたので、庭園部のみぶらぶらと散歩です。
中が見たかったなぁ、うーん。  |
旧古河邸は、武蔵野台地の斜面と低地という地形を活かし、北側の小高い丘には洋館を建て、斜面には洋風庭園、そして低地には日本庭園を配したのが特徴です。
この庭園はもと明治の元勲・陸奥宗の別邸でしたが、彼の次男が古河財閥の養子になった時、古河家の所有となりました。当時の建物は現存していません。
現在の洋館と洋風庭園は、英国人ジョサイア・コンドル博士(1852〜1920)の設計によるものです。博士はこのほかに旧岩崎邸庭園洋館、鹿鳴館、ニコライ堂などを設計し、日本の建築界に大きく貢献しました。
日本庭園の作庭者は、京都の庭師植治こと小川治兵衛(1860〜1933)であり、彼は当園以外にも、山県有朋の京都別邸である無鄰庵(一昨年の暮れ、訪れていました)、平安神宮神苑、円山公園、南禅寺界隈の財界人の別荘庭園などを作庭し、その後の造園界に多大な貢献をしました。
戦後、国へ所有権が移りましたが、地元の要望などを取り入れて、東京都が国から無償で借り受け、一般公開されました。 数少ない大正初期の庭園の原型を留める貴重な存在で、昭和57年8月4日に東京都文化財に指定されました。
(パンフレット・WEBサイトより抜粋・加筆 <こちら>)
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よく手入れされた庭は、起伏と変化に富んでいて、ここにも桜があり、のどかな気分になりました。しかしながら、英国式庭園の薔薇がとても美しいようです。見頃は5月中旬〜6月下旬です。
また、建物内の旧食堂は喫茶室になっているそう。ぜひとも内部見学と共にお茶したいものです。
のらにゃんこまで高貴に見えるのは気のせいか?
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このあと、駒込まで歩きました。時間があれば、六義園(りくぎえん)も訪れたかったのですが、すでに閉園時間のためあきらめました。
都電そして飛鳥山−駒込。
旧古河庭園はもともと興味のある場所でしたが、普段東京を訪れる際には、まず行くことのないエリアでした(どうしても銀座・渋谷・新宿などのショッピングエリアか観光地しか行きませんからね)。下町ならではな活気(?)も面白かったです。東京も奥深いですな。
本郷通り沿いで発見した銭湯。これぞニッポンの湯!?
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| さて、翌日は新宿御苑に行くことになるのですが、それはまたあとで。 |
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